今回はサラリーマンの副業として、スキャルピング（FX：外国為替証拠金取引）が最適な理由、5つのメリットについてご紹介していきたいと思います。
スキャルピングとは、外国の為替を売買するタイミングが非常に早く、数秒から数分で決済を行い数銭〜数十銭（0.1pips〜）のわずかな利幅を狙って利益を上げていくトレード方法です。
為替の売買は絶えず行われており、またランダムに通貨の価値が上昇下降を繰り返すため、どう動くのかは誰にもわかりません。
一瞬にして利益が損益になり、また損益が利益になる世界です。
そのためスキャルピングでは、利確や損切りを瞬時に判断し実行することが非常に重要になってきます。
このようにスキャルピングは一見、非常にハイリスクなトレード方法だと思う方が多いと思いますがしっかりリスクを考慮したトレードルールを決めておくことで、逆に大きなメリットになるのではないかと考えています。
今も低額ですが、勉強のためFXをやっています。
YouTubeで登録者数が多い有名な方からそうでない方まで、色々な方の考え方や投資方法を見てきました。
そして色々実践して、成功や失敗を繰り返した中である結論に至りました。
サラリーマン副業としてのスキャルピング最適説です。
これについては、賛否両論ありそうですがサラリーマンとして一番理想なトレード方法ではないかと思います。
それでは一般的なスキャルピングのメリット、デメリットとともに私がなぜスキャルピングが最適なのかも含めて説明したいと思います。
【 メリット 】
１、翌日以降、メンタルを引き擦りにくい
２、各国の経済ニュースの影響が少なく、トレンドラインが機能しやすい
３、変動を予想しやすい
４、どこでも、いつでも（短時間）でも相場に取り付くことができる
５、損失をコントロールしやすい
１、翌日以降、メンタルを引き擦りにくい
相場は、ランダムウォークで変動するため世界中の誰も未来の予想はできません。
そのためその日の為替の状況により、利益や損益が必ず生じます。
利益が出たときはいいですが、含み損（確定していない損益）を抱えたまま翌日以降に持ち越した場合、どうしても精神的に不安定になりがちです。
心では『 必ず目標しているところまで動くはず 』と思っていても、市場はランダムで変動しますので予想通りに変動するとは限りません。
また優位性を持ってトレードしたとしても相場のランダム性を考えれば、結果的に予想通りに動いて利益になったとしても、利益が確定するまでは不安で集中できないと思います。
サラリーマンには日々やるべき仕事があります。
損益を抱えている状況では為替の状況がどうしても気になり、スマートフォンで絶えず確認することになります。
私も経験がありますがそんな状態では絶対に仕事に集中できません。
しかしスキャルピングでは、少なくとも利益 / 損益がその日のうちに確定しますので損益が出たとしても翌日以降その損益が拡大することはなく、ある程度メンタルの不安定性はコントロールできます。
これはサラリーマンが本業と両立し、副業として継続していくためには非常に大きいメリットだと思います。
一度含み損を経験してみてください、言っていることが痛いほど分かると思います。
２、各国の経済ニュースの影響が少なく、トレンドラインが機能しやすい
これもあるあるですが、自分が活用しているトレード手法やチャート分析の結果、優位性が高い状況でエントリーしたにも関わらず、世界の経済や政治家などの突発的な発言やニュースにより大きな損失を被るケースがあります。
有名なものは、2019年1月3日午前7時ごろに発生したフラッシュクラッシュです。
正月ということもあり値動きは少なく、ポジションを保持している投資家も比較的のんびりしている中で、数秒のうちに為替が暴落し世界中の投資家から数千億円のお金が失われた現象です。
ドル / 円で4円、ポンド / 円は6円、豪ドル / 円は5円が数秒で一気に暴落したため、尋常ではない状況がお分かりになると思います。
普段から決まった時間や日時に公表される指標や結果だけではなく、突発的なニュースが頻繁に出ています。
決まった時間に公表されるニュースを意識していたとしても、突発的なニュースは誰も予想し対処することはできません。
またそのような突発的なニュースは、市場を動かしている世界中の大口ファンド達が一番早く把握し、AIが瞬時に売買をするため個人投資家レベルでは確実に取り残されてしまい残るのは損失だけになります。
そのため市場で通貨を保持している時間が短いほど、そのような突発的なリスクを回避できることになります。
スキャルピングは数秒から数分で売買するため突発的な不利益を被ることは少ないと思います。
３、変動を予想しやすい
市場はランダムで変動しているため誰にも予測はできませんが、数秒から数分先についてはある程度、直前の為替変動状況により予測は可能だと思います。
あくまで個人的な見解ですのでご了承ください。
エリオット波動という非常に有名な相場分析方法があります。
このエリオット波動論は、『 相場にはサイクルがあり値動きには一定のリズムがある 』ため、相場が上昇５波動、下降３波動のサイクルで上昇と下降を何度も繰り返しながらトレンドの方向へ進んでいくという理論です。
しかしこのサイクルを発見する難しさや形成される時間も数時間から数日かかることもあるため、空いた時間で投資するサラリーマンにおいて日常的に活用するのはかなり難しいのではないでしょうか。
しかし、エリオット波動を部分的に活用できる理論があります。
それが『 大きな為替の変動の後には、必ず逆の値動きが出る 』ことです。
通貨の値動きを見ていると上下の値動きリズムと変動値幅がある程度ですが把握できます。
その値幅を超える変動とリズムに合わせた売買をすることで高い確率で利益を出すことが可能です。
※あくまで個人的な見解です。
反転するポイントを予測することが非常に重要ですが、間違っていればすぐ損切りする癖をつけていれば非常に勝率は高いと思います。
また損益比率を１:２ではなく、１:１でも勝率の高さで利益を上げられることもスキャルピングがやりやすい特徴の1つだと思います。
４、どこでも、いつでも（短時間）でも相場に取り付くことができる
サラリーマンは仕事だけでなく、家庭も大事にしなければいけません。
そのため相場に張り付いている時間も仕事の空き時間や仕事が終わった後の1日1〜２時間程度だと思います。
その限られた時間内に10pips〜100pipsの利幅の利益を出すためには、トレードする前に最低限下記を把握した上で相場に張り付く必要があります。
①トレードする通貨に関連する通貨の状況を把握
②各時間足を分析しトレンドの方向性を把握
③自分が活用している指標を活用し相場の値動きを予測
④大きく値動きするニュースと時間を把握
しかしスキャルピングでは、下記①〜③を把握していれば相場に取り付きトレードすることができます。
①１時間足と5分足のトレンド方向性を把握
②トレンドラインを引く
③大きく値動きするニュースと時間を把握
スキャルピングは、相場に取り付きトレードするまでの時間が比較的短く限られた時間内にトレードを完結できるため、FX以外のことに影響が少ないことも大きなメリットです。
また基本的にスキャルピングは相場の変動が盛んな時間帯に行います。
トレンドの方向にゆっくり直実に変動している状況より、為替が上下に変動しながらトレンドの方向に向かっている相場の方が利益を取りやすい状況になります。
サラリーマンが一番時間を取れる時間帯は仕事が終わる夜20時からだと思いますが、この時間帯はアメリカ市場がオープンするため、1日で1番相場の変動が盛んな時間帯であることも大きなメリットです。
また最大のメリットは、仕事の出張で自宅に戻れない場合もあると思いますが、スキャルピング（FX）はスマートフォンと電波状況が悪くなければ場所や時間を問わずトレードできることは1番のメリットだと思います。
経験的によくテレビで見る複数画面のパソコンでチャートを見る必要は全くございません。
５、損失をコントロールしやすい
上記でも説明していますが、相場はランダムで変動しており、その相場の中で利益を上げていくためには損益比率を１:２に設定し、その比率でトレードできるタイミングを見計らって売買する必要があります。
しかしスキャルピングは、比較的予想できる大きな変動の反発を狙ってトレードするため損益比率を１:１に設定しても勝率で十分利益を上げることができます。
また損切りにおいても予想通りに動かない場合、即座に損切りを行うため損益もある程度コントロールできると思います。
今回はスキャルピングがサラリーマンの副業として最適である理由、メリットを5つ紹介致しました。
あくまで個人的にはなりますが、様々な媒体から情報収集し分析を行い、また実際にトレードしてみた結果、サラリーマン副業として一番理想なトレードがスキャルピングだと感じました。
副業をされている方のほとんどが日々の生活を豊にすることが目的であり、長期的な資産運用の投資信託とは大きく目的が違うと考えています。
その点、FXの収益を現金化しやすく取引もしやすい特徴とスキャルピングのトレードメリットはサラリーマンに理想の副業だと思います。
今後、引き続き検証のためスキャルピングで100万円チャレンジの状況を紹介していきます。
下記はスキャルピングでおすすめの本になりますのでご参考になれば幸いです。
次回は、後編としてスキャルピングをするためのおすすめのFX会社とデメリットについて紹介したいと思います。
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